日本映画ポスター展

1960年の黄金時代

 

1・映画ファンは多かった。長い間娯楽に飢えていた人々は各地にできた

  映画館に通った。身近にあった。

  銭湯の脱衣場には、必ず映画ポスターが飾られていた。

2・昭和初期のシネマ・観劇の伝統が生きづいていた。

  時代劇に多くあった正悪の二元論がずっと主流を占めてきた映画界も

  ようやく、占領下を過ぎたころに独自なものが追求されはじめた。

 

3・戦争とは何か、家庭とは何か、社会正義といったものが

  テーマに取り上げられ、主体性を確立し始めた。

  

4・原作が日本文学作品からもとり上げられている。

 

5・昭和風俗という時代を考える上で、これらの映画は十分に

  参考となりえる。 

6・映画製作には多大なコストがかかっていた。

  一つの産業界の確立、栄光とその衰退が同時に起きていた。

  テレビの普及である。