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山頭火と一洵

April 15, 2015

 俳句の町、松山には多くの俳人がいました。

  私の家の近くには、通称「寺町」と言われる一角があります。

       護国神社から西にお寺が連なっているところです。

 遍路道とも言われています。

 

護国神社の近くには、山頭火が最期を迎えた「一草庵」という庵があります。

      そこから西に行くと、長建寺に行きつきます。

 

 

山門前には

 

 

門前に野菊咲きけり長建寺(大島梅屋)

 

の句碑があります。

 

これは松風会に於ける子規の選句で、子規に圧巻と称賛された句です。

 

 山門を入ると東西に向き合って二基の句碑が立っています。

 

 今日は山頭火と一洵について少し紹介したいと思います。

 

もりもりもりあがる雲へあゆむ  山頭火

 

 

母と行くこの細径のたんぽぽの花 一洵

 

 

 山頭火の句は(1882~1940年)俳誌「層雲」12号に発表された最晩年の句。

 山頭火は天下の自然児。一洵は天衣無縫の妙好人(みょうこうじん)。

二人は昭和14年10月この松山で出逢い、たちまち肝胆相照らし、一洵は山頭火の最期を温かく見守ったと言われています。

 その二人の句碑が、ここで向かい合って立っています。

 

 

 ここで私の拙い句を披露します。

一洵と日向ぼこする山頭火

 

次に高橋一洵について紹介します。

 大正14年早大卆。松山商大(現 松山大学)で教鞭をとり、古代印度の宗教・社会・政治の研究をされた方です。

 俳人山頭火を敬愛して最期を見守ったと言われています。

 

 

高橋一洵についての本はほとんど出てないのですが、唯一「一洵がゆく」(金本房夫著)  青葉図書

があります。

 

 一洵はお母さんが大好きでした。句碑の句は母とたんぽぽをだぶらせ、揺るぎない母への思いを詠んでいるのでしょう。

 

 句碑の後ろには、たんぽぽの花が咲いていました。絮げになっていましたが・・。

(岡本 栞)

 

「一洵がゆく」 金本房 著   青葉図書 1500円

 

http://store.shopping.yahoo.co.jp/sharakudou/30008105.html

 

 

 

 

 

 

 

 

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